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メタボリックシンドロームと和食

 メタボリックシンドロームあるいはメタボリック症候群とか代謝症候群とか呼ばれる状態が問題にされているようです。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に糖尿病・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態で、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患の発生頻度が高まるといわれているそうです。

 メタボリックシンドロームに関してシンポジウムが開かれ、最新の研究成果が報告されました。このシンポジウムでは、近年急激に増加している小児肥満をテーマにして、大関武彦、浜松医大教授らが、小児期から肥満予防に取り組むことの必要性などを説いたそうです。

 大関教授の調査は女性103人に予備調査を行い、BMI(体格指数)25未満、体脂肪率30%超の隠れ肥満者16人のうち、11人に対して、大学で調理した1食400カロリーの食事を1日3食、2週間食べてもらいました。女性を対象に和食の肥満予防効果を調べたところ、和食を規則正しく食べることでウエストが3センチ以上減少したほか、体脂肪率やインスリン抵抗性などの数値が改善されたことが明らかになったそうです。ご飯を和食で、総エネルギーに占める炭水化物の比率は60%。

 調査前と後で、体脂肪率が2.1%、体脂肪量が1,700グラム、ウエスト周囲が3.7センチとそれぞれ減少したほか、中性脂肪や血糖、インスリンなどの数値でも低下が認められました。健康食品が身近なものになると思いますがそれよりなにより、もっともっと身近な毎日の食事、しかも和食で効果が顕著に表れたということでした。メタボリックシンドロームに対して、食事や栄養に気をつけて暮らすことの大切さを知らせてくれた学会報告でした。

posted by okina | 健康